雨の日のおたより
- 2016/06/20
- 20:01

去年は確か空梅雨だったでしょうか。
今年は本当に絵に書いたような梅雨がやってきました。
週間天気予報を見ると、1週間雨マーク。
「わぁ、本当に雨期なんだなぁ」となんだかしみじみと感心してしまいました。
毎年懲りずに言いますが、この時期の楽しみは紫陽花。
湿度たっぷりの空気にむせ返るような香りを放つ、クチナシも好きなのですが、
道すがらカラフルな紫陽花をながめながら歩くのが
雨の日の唯一の楽しみだったりします。
気のせいか、今年の紫陽花は濃い色がよく目につきます。
ワインレッドや、濃いブルーなんて、昔からあったでしょうか?
最近ではピラミッドのようなカタチのピラミッド紫陽花や柏葉紫陽花、
外来種のアナベルなど、紫陽花といえど多様なものだなぁ…と感嘆ものです。
ちなみに京都には紫陽花専門のお花屋さんがあるのですよ。
それくらい紫陽花だけでたっぷり楽しめるのですね。
また、ヨーロッパでは紫陽花のシーズンが実は秋だったりします。
「雨の時期に紫陽花」
というイメージは実は日本だけだったり。
するとやっぱりこの時期に使う小物は紫陽花を意識してしまうものです。
ちょっとしたメッセージに、贈り物に一言添えるのに、
紫陽花のカードを使ってみるのも、この時期だけの特別な感じがします。
鈴木悦郎ミニカード 「あじさい」はこちら
先日、日本にやってくる外国の方々にそれぞれの国の雨期について質問しているテレビ番組がありました。
雨期がない国や、年がら年中、雨が降っているような国もあるのだとか。
毎日、決まって数時間雨が降る国や、ここ数年雨が降ってない国もあって、
なんだか、鬱陶しいはずの日本の梅雨が情緒あるものに感じてしまうのだから不思議なものです。
レイングッツや、ちょっとした小物でも、梅雨ならではのモノを使うと梅雨も少しは楽しめたりするものですね。
この時期だけのお気に入りを、皆さんも見つけてみてください。


スポンサーサイト